それより後の紀元前1300年頃には、ピラミッドの建造にたずさわった奴隷たちにたいして、にんにくが食品として支給されていたことがわかっています。
ピラミッドの建設現場で働かされた人々は、毎日1株のにんにくを食べていたそうです。にんにくのパワーがあったからこそ、あの巨大なピラミッドは完成までこぎつけたのかもしれません。
にんにくはその後、地中海沿岸地域を経て、古代ギリシア、ローマ、ヨーロッパ全土へと伝わっていきます。
にんにくの東洋への広がりは、アラブ諸国を経由して、インド、漢へと伝わったようです。
にんにくの日本への渡来は今のところ明らかにされていませんが、およそ2000年前に持ち込まれたらしく、古事記、日本書紀にもにんにくの記述があります。にんにくは日本においては、荒行に臨む僧侶たちの活力源として食されていましたが、、その後一般大衆に広まる過程では薬として食されるようになったそうです。
次回は「にんにくの名称とその由来」についてみなさんにお伝えしたいと思っています。
ワイズウェイの熟成醗酵黒にんにく『ブラックガーリック』
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