2011年3月29日火曜日

にんにくの歴史

現在判明している中で一番古い資料としては、紀元前3000年頃の古代エジプト王朝時代の記録に登場し、にんにくがタマネギとともに栽培されていたことが記録されています。
それより後の紀元前1300年頃には、ピラミッドの建造にたずさわった奴隷たちにたいして、にんにくが食品として支給されていたことがわかっています。


ピラミッドの建設現場で働かされた人々は、毎日1株のにんにくを食べていたそうです。にんにくのパワーがあったからこそ、あの巨大なピラミッドは完成までこぎつけたのかもしれません。


にんにくはその後、地中海沿岸地域を経て、古代ギリシア、ローマ、ヨーロッパ全土へと伝わっていきます。


にんにくの東洋への広がりは、アラブ諸国を経由して、インド、漢へと伝わったようです。


にんにくの日本への渡来は今のところ明らかにされていませんが、およそ2000年前に持ち込まれたらしく、古事記、日本書紀にもにんにくの記述があります。にんにくは日本においては、荒行に臨む僧侶たちの活力源として食されていましたが、、その後一般大衆に広まる過程では薬として食されるようになったそうです。


次回は「にんにくの名称とその由来」についてみなさんにお伝えしたいと思っています。



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